脱ペーパードライバーのための自分で練習する方法を紹介!

2023年02月24日

自動車免許を持つ方の中には、免許を取得しながら普段はハンドルを握らないペーパードライバーが少なくありません。せっかく取った免許を生かして、「脱」ペーパードライバーをめざしたいもの。ただ、久しぶりの運転では以前の感覚を取り戻すのが難しく、事故などのトラブルにつながる可能性も考えられます

今回は、再び安心して運転するための車の練習方法について詳しくご紹介します。久々に車を運転することになり悩んでいる皆さんは、ぜひ参考にしてください。

ぺーパードライバーとは?

ペーパードライバーとは、自動車免許を取ったものの、実際には運転をしない方をいいます。運転する機会のない方も含まれます。表記は「paper driver」ですが和製英語です。

都心部では電車やバス、タクシーなど交通網が整っており、車を運転しなくても生活できます。免許を取得しても車の運転をせずにすむため、結果としてペーパードライバーとなる方もいるでしょう。

また車を所持するには保険料や保管場所の確保、メンテナンスなどの費用もかかります。コスト面からも運転しないことを選ぶケースもあります。身分証明書としてのみ運転免許証が活用され、「運転しない免許取得者=ペーパードライバー」が増えることにもなります。

ぺーパードライバーが自分で練習する方法とは?

久しぶりの運転で起こりがちなトラブル

車の発進手順を忘れている

車の運転にブランクがある場合、車の発進手順そのものを忘れていることがあります。アクセルとブレーキの位置や高さなどの調整からスタートです。エンジンのかけ方、サイドブレーキの解除、ブレーキの解除など基本の手順から一つ一つ丁寧に確認していきましょう。

車両感覚や車幅感覚を忘れている

車の前後、左右の距離を認識する車両感覚、車幅感覚は、駐車や対向車とのすれ違いなどの場面に大きく関わってきます。立体感覚を認識するスキルであり、車を運転しなければ忘れてしまうものです。

これは慣れるしかない部分もありますが、ラインシートでの練習も有効です。白線や縁石などの目印と平行になるよう車を止め、ダッシュボードに黄色のラインシートを貼り付けます。その後ウインドーに映り込んだ黄色いラインと目印を重ね合わせて感覚をつかむ方法です。

標識を忘れている

道路標識も注意したいポイントです。種類が多いうえ、紛らわしい内容の道路標識も多数あります。教習所のテキストや国土交通省の道路標識一覧などを参考に、最低限の標識は理解できるように確認しておく必要があります。

駐車場でうまく駐車できない 

長く運転から遠のいていると、駐車や車庫入れも苦手になります。感覚を思い起こすために、ショッピングモールなどの広めの駐車場で練習することをおすすめします。運転席から確認しやすい右側からの駐車からスタートするといいでしょう。

自分で運転練習をするための手順とは?

STEP1 教習所のテキストや交通教本で知識をインプット

一度学んだ記憶はきっかけさえあれば思い起こすのに時間は要しません。以前に学んだ知識を再び取り戻すために教習所のテキストや交通教本を見直します。免許取得や更新の際に配布されるテキストには、新しいルールや法律の改正なども記載されています。実際の運転時に困らないよう、あらためてチェックしておきます。

STEP2 助手席に座って運転操作の確認

家族や友人・知人など運転に慣れている人の横に座り、運転操作の確認をするのも一案です。テキストでの確認よりも、より実践に近い視点で操作の状況が理解できるでしょう。また助手席であれば、運転するより落ち着いた気持ちで道路状況をチェックできる点は大きなメリットです。走行中でなくても確認可能なウインカーやワイパー、ハザードランプなどの操作を実際に試すこともできます。

STEP3 運転時の正しい姿勢を確認

シートの位置を調整し、自分が運転しやすい姿勢はどの位置なのかを確認します。右足で余裕を持ってブレーキペダルを踏め、迅速にブレーキへ移動できるのが正しい運転姿勢となります。を加えてバックミラーとサイドミラーの調整も重要です。バックミラーにリアウインドーが映っているかに加え、助手席・運転席それぞれのサイドミラーの視界を確認しましょう

STEP4 運転が上手な人に付き添ってもらいお試し走行をする

STEP1〜3で車の基本的な知識、操作を確認したら、いよいよ実践です。運転が上手な家族、知人・友人に助手席に乗ってもらい、試しに自宅近辺を走行してみましょう。特に最初は、人通りが少なく、道幅が広い場所で練習することを推奨します。

STEP5 駐車や右折・左折、車線変更の練習をする

お試し走行で運転に慣れた後、駐車などの練習にトライします。こちらも人の少ない、広々とした駐車場での練習がおすすめです。また右折や左折、車線変更など少し難易度の高い操作も練習していきます。ある程度の練習を積んだら、給油の練習や幹線道路の走行などにも挑戦してみるといいでしょう

自分で練習するのが不安な人には、ぺーパードライバー講習がおすすめ

ペーパードライバー講習がおすすめな理由

車の運転には慣れや経験値が大きく影響します。ブランクが長ければ長いほど運転感覚が鈍ってしまい、取り戻すのは難しくなることがほとんどです。ペーパードライバーがいきなり路上に出てしまうと、事故を起こしてしまうリスクも高まります

家族や知人などの経験者に運転操作をチェックしてもらうのも一つの手ではあります。しかし親しい間柄のため、強い口調でダメだしをされることもあるでしょう。練習しても怒られるばかりでは、運転へのモチベーションも低下してしまいます

「自分で練習するのが不安」「免許を取得してから一度も運転していない」など運転操作に自信のない方は教習所が行っているペーパードライバー向けの講習を受けるのがおすすめです。ペーパードライバー講習なら、プロの教習指導員が受講者の運転レベルやスキルに合わせた指導を行ってくれるので安心です。

教習所で受けられるペーパードライバー講習とは?

最近、ペーパードライバーの講習を積極的に実施している自動車教習所が増えているのをご存じでしょうか。

ペーパードライバーがすぐに路上に出るのではなく、場内コースのレッスンからスタートできるため、事故の危険もありません。またペーパードライバー講習で指導してくれるのは、国家資格を持った教官です。苦手な部分を重点的にサポートしてもらえ、受講者の得意、不得意を考慮した指導が受けられます

日常の運転シーンにおいて、苦手意識があるところを克服することもかのうです。受講者のニーズに応じたカリキュラムが用意されているため、効率的に練習することができるメリットは大きいです。

安心してレッスンできるペーパードライバー講習について、詳しく知りたい方は、ペーパードライバー向け講習についてのページをぜひご覧ください。

まとめ

ペーパードライバーの方が久しぶりに運転を再開するには、練習することが大切です。自ら練習する場合、運転感覚を回復するのには時間がかかります。

運転へのモチベーションを保ったまま練習する方法の一つが、ペーパードライバー講習の受講です。国家資格を持つ専門の教官が、受講生のレベルに応じてレッスンしてくれるペーパードライバー講習は事故の心配もなく安心です。プロの指導のもと、ステップを踏んでペーパードライバーからの脱出をめざしましょう!

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