今はまだ持っていないけれど、いつかは自動車免許を取りたい!と思っている方は多いはず。ただある程度時間やコストも必要になるため、何となく先延ばしにしてしまっているという人も少なくないのではないでしょうか。
できれば人の少ない閑散期に通いたいところですよね。
また雪国・旭川の場合、教習所に通うベストなシーズンも気になります。この記事では、旭川で免許を取る際に押さえておきたい、雪国ならではの教習事情をご紹介します。
目次
教習所が混むのはいつ?
教習所が混む繁忙期、逆に比較的教習所に人が少ない閑散期があります。せっかく教習所に通うのだから、人の多く混むことが考えられる繁忙期は避けたいものです。ここで鍵となるのが学生に関係するシーズンです。夏休みは大学生が来ますし、11月以降は高校生が入校しはじめるため、免許取得をめざす人が増えるのです。
春休みにあたる2〜4月初旬頃、また夏休みとなる7月下旬〜8月までは特に人が多い繁忙期となります。中でも2〜4月初旬の春休みは学生から社会人となるなど大きく環境が変わるため、教習所が混み合います。就職にあたって、免許が必要になる場合も少なくないからです。
反対にそれ以外の時期、4月後半から7月上旬、9月後半〜1月くらいまでは人が少ない閑散期となります。ある意味では狙い目の時期とも言えるでしょう。
【教習所の閑散期・繁忙期】
教習所の繁忙期 | 11月~3月、7月中旬~8月(夏休み) |
---|---|
教習所の閑散期 | 4月~7月、9月~10月 |
雪国旭川ならではの注意点とは?
全国的な繁忙期・閑散期は先ほどお伝えした通りです。ただ、冬はの教習には、旭川ならではの問題があります。雪が多いことです。積雪ピーク時には最大1m以上の降雪を記録する場合もあります。
加えて、日本最低気温の記録を持つほど寒い都市です。雪のピークを過ぎた3月中頃まで雪が残っている年もあります。もちろん年によっては雪解けの早いケースもあるでしょう。ただ、全国的には春を迎える3月といえども、路上には雪が残っていることも想定しておかなくてはなりません。
出典:旭川 (アサヒカワ)の降雪量や積雪の深さの推移(気象庁ホームページ)
積雪最大1メートル!運転の難易度UP
冬の車の運転には通常よりも注意する点が多くなります。雪道やアイスバーンではスリップなどのトラブルがあるため、運転難易度が上がってしまいます。旭川で降雪の可能性がある12月はもちろん、4月頃まで油断はできません。
もちろん教習所内の道路は、きちんと除雪されています。教習も初歩段階では教習所のコースを走るため、それほど心配する必要はありません。ところがある程度運転に慣れたところで、実際に路上を走る路上教習へとステップアップします。
路上では、当然のようにまだ雪が積もっています。そんな中で路上教習にチャレンジしなければなりません。免許取得を考えている方にとっては、運転難易度が高まることになってしまいます。
積雪シーズンに免許を取るメリット
旭川で冬シーズンに教習を受ける際には、雪道を走るため難易度はアップする可能性は高まります。轍(わだち)の走行方法、雪道ならではのブレーキタイミングなどに考慮しなければなりません。「難しそう」「安全に走れるの?」と不安に思うのも無理のないことです。
ただ、隣には教官が乗車しています。教習のプロであり雪道にも慣れている教官から指導を受けられる絶好の機会でもあるのです。
免許取得前に難易度の高い雪道を走行しておけば、高度なテクニックを身につけられます。免許取得後も、安全に雪道を走ることが可能です。また自信を持って運転できるようにもなるでしょう。
轍(わだち)やアイスバーンに慣れる!
凍ってアイスバーンになった雪道は予想以上に滑ります。滑る前提で慎重に運転し、急ブレーキや急発進、急カーブなどの動作は禁物です。
しかし頭ではわかっていても、どの程度の動作でアクセルを踏めば問題ないのか、どのタイミングでブレーキを踏むかなど、実際に運転してみなければ理解できないものです。
さらに雪道を車輪が通った後である轍(わだち)の運転も大変です。轍に沿って走らないと方向転換などでハンドル操作を誤ってしまう場合があります。車間距離を十分に取り、いつでも停車できる速度で走行するなどコツを覚える必要があります。
轍やアイスバーン以外にも、雪道の運転は難しく感覚で覚える部分もたくさんあります。難易度の高い雪道の運転についても、教官の指導のもと教習所でしっかりとマスターできます。これはあえて積雪シーズンに免許を取る大きなメリットでもあります。
教習は余裕を持って申し込もう!
積雪シーズンの免許取得では、雪道の運転に慣れるなど利点も少なくありません。しかし、あくまでも除雪可能なレベルに限ります。
自然現象ですから、想定外の降雪量で教習そのものが難しくなることもあることも考えられます。このようなイレギュラーな事態に備え、教習の申込みは余裕を持たせることをおすすめします。閑散期だからといってギリギリ過ぎるのはNGです。
特に就職や進学前の春休みは混雑が予想されます。また春とは言え、雪が残っている可能性もあります。この時期に免許を取ろうと思っている人は、余裕をもって申し込みを行いましょう。
まとめ
旭川において運転免許取得は、冬から春が人気のシーズンです。繁忙期のため、思い通りに予約を取るのが難しい部分も出てきます。冬の旭川では雪道を運転するケースも考えられ、難易度は高くなる可能性があります。ただ雪道の運転をマスターすれば、免許取得後に役立つことは間違いないでしょう。
旭川で運転免許を取得する場合、運転しやすい夏から秋を選ぶか、冬シーズンを選ぶかはケースバイケースだとも言えます。どちらを選ぶ場合でも、時間の余裕を見た早めの申込みをおすすめします。
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